宮崎神宮献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―
5月12日(日)、宮崎神宮(宮崎県宮崎市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
同宮は、神武天皇の孫にあたる
健
(
たけ
)
磐
(
いわ
)
龍
(
たつの
)
命
(
みこと
)
(熊本県・阿蘇神社主祭神)が祖父の遺徳をたたえるため、お祀りしたのが始まりとされています。明治維新を迎え「諸事神武創業ノ始ニ基ツキ」という精神のもと、神武天皇(
神
(
かむ
)
日本磐余彦
(
やまといわれひこ
)
天皇
(
のすめらみこと
)
)をご祭神とする同宮は一躍脚光を浴びることになり、名称も神武天皇宮・神武天皇社から、宮崎神社、宮崎宮と改称を重ね、大正2年(1913)に宮崎神宮と定まりました。また神域も明治と昭和の二度にわたる拡張整備事業を経て、現在の規模となったものです。
午前9時、大宗匠は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。
前日の11日(土)には、大宗匠を迎え
淡交会宮崎支部創立60周年、青年部創立45周年記念大会(式典、特別講演、祝賀会)
が行われました。