石清水八幡宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―



  10月4日(金)、石清水八幡宮(京都府八幡市)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、貞観元年(859)、行教律師(ぎょうきょうりっし)が宇佐神宮(大分県)から分祀したことに始まるとされ、応神(おうじん)天皇、比淘蜷_(ひめおおかみ)神功皇后(じんぐうこうごう)が祀られ、宇佐神宮、鶴岡八幡宮(静岡県)とともに日本三大八幡と称されています。都からみて裏鬼門(西南の方角)に位置し、鬼門(東北の方角)に位置する比叡山延暦寺とともに都の守護、国家鎮護の社として篤い崇敬を受けてきました。
  午前10時、家元は、家元夫人、千 敬史様、千 万紀子様、伊住公一朗様、伊住禮次朗様とともに本殿に進まれ、点前座に着座、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられまし た。 




  献茶式に際して、回廊に今日庵担当の拝服席、社務所書院に今日庵担当の本席、石清水会館に京都東支部担当(内田昌一支部長)の副席、神苑に裏千家学園3年生担当の野点席が設けられ、裏千家顧問・淡交会京都支部連合会会長の武田隆男氏はじめ参列者に一碗が呈されました。


本席(今日庵担当)  副席(京都東支部担当)


野点席(裏千家学園3年生担当)