川崎大師献茶式
―千 玄室大宗匠奉仕―




  4月13日(日)、金剛山金乗院(きんじょういん)平間寺(へいけんじ)(神奈川県川崎市)において、千 玄室大宗匠の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同寺は、「川崎大師」の名称で知られる真言宗智山(ちざん)派(総本山京都・智積院(ちしゃくいん))の大本山で、当地の平間兼乗(ひらまかねのり)が、42歳の厄年に弘法大師像を海中より引き揚げ、草庵に像を安置してお祀りしたのがはじまりです。その後、高野山の(そん)(けん)上人が草庵を訪れ、兼乗と力を合わせて大治3年(1128)一寺を建立。兼乗の姓をもって寺号とし、ご本尊を厄除弘法大師と称しました。
  午前10時、大宗匠は大本堂に進まれ点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご本尊に捧げられました。
  献茶式に際して、川崎支部(加藤哲郎支部長)當間宗栄氏担当の薄茶席のほか、茶席が4席設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(平間寺茶道教室担当) 薄茶席(當間宗栄氏担当)


薄茶席(川崎青年会議所担当)  立礼席(川崎青年部担当)


呈茶席(川崎学校茶道連絡協議会担当)