明治神宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  平成26年10月8日(水)、明治神宮(東京都渋谷区)において、千 宗室家元の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同宮は、明治天皇とその皇后である昭憲皇太后ご夫妻の遺徳を偲ぶ国民から、ご夫妻を祀る神社の建設を求める声が高まり、大正9年(1920)、ここ代々木の地に官幣大社として創建されました。内苑は全国青年団の勤労奉仕により造園整備されたもので、全国から献木された約17万本の木によって鬱蒼とした森となっています。
  午前10時、家元は、家元夫人、千 敬史様、千 万紀子様、伊住公一朗様、大谷裕巳様とともに、拝殿に進まれ、点前座に着座。多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。
  献茶式に際して、桃林荘に小口英器氏(東京第三東支部支部長)担当の濃茶席が、客殿に田辺隆一郎氏(東京第八西支部支部長)担当の薄茶席が、回廊に関東第一ブロック青年部(松浦ひかりブロック長)担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(小口英器氏担当) 薄茶席(田辺隆一郎氏担当)


立礼席(関東第一ブロック青年部担当)