大宮氷川神社献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成27年4月11日(土)、大宮氷川神社(さいたま市大宮区)において、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、第5代孝昭天皇の時代に創建されたと伝えられ、「大いなる(みや)()(神社)」として「大宮」の地名の由来となった古社です。ご祭神は須佐之男(すさのおの)(みこと)稲田媛(いなだひめの)(みこと)大己(おおなむ)(ちの)(みこと)の三柱の神々を祀り、聖武天皇の御代(みよ)より武蔵国一宮として関東一円の信仰を集めてきました。
  午前10時、公一朗様は神楽殿に入られ、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、呉竹荘一階「凰の間」に村山宗素氏(埼玉県支部副幹事長)担当の濃茶席が、同「孔雀の間」に市川宗文氏(同支部幹事)担当の薄茶席が、階上「呉竹の間」に埼玉県学校茶道連絡協議会担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(村山宗素氏担当) 薄茶席(市川宗文氏担当)


立礼席(埼玉県学校茶道連絡協議会担当)