川崎大師献茶式
―千 敬史様奉仕―




  平成27年4月12日(日)、「川崎大師」の名で知られる金剛山金乗院(きんじょういん)平間寺(へいけんじ)(神奈川県川崎市)において、千 宗室家元のご名代千 敬史様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同寺は、真言宗智山派大本山で、成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに関東三本山として知られています。当地の平間兼乗(ひらまかねのり)が、42歳の厄年に弘法大師像を海中より引き揚げ、草庵にお祀りしていたところ、高野山の(そん)(けん)上人が草庵を訪れ、兼乗とともに大治3年(1128)一寺を建立し、兼乗の姓をもって寺号とし、ご本尊を厄除弘法大師と称しました。
  午前10時、敬史様は家元夫人とともに大本堂に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご本尊に捧げられました。




  献茶式に際して、伊藤宗久氏(川崎支部)担当の薄茶席のほか、茶席が3席設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(平間寺茶道教室坦当) 薄茶席(伊藤宗久氏担当)


濃茶席(川崎青年会議所担当) 立礼席(川崎青年部担当)