黒住教献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成27年10月18日(日)、黒住教の霊地神道山本部大教殿(岡山市北区)において、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕により、献茶式が執り行われました。
  黒住教は、文化11年(1814)、教祖黒住宗忠により立教され、昨年200周年を迎えました。この献茶式は、昭和25年(1950)の教祖神百年大祭で「百年大祭奉賛献茶祭」が行われたのをきっかけとして、裏千家・表千家・武者小路千家・薮内家・速水流の五家元の持ち回りで献茶奉仕が行われることになり、本年で66回を数えます。大教殿には「(あま)(てらす)大御神(おおみかみ)」、「八百萬(やおよろず)(のかみ)」、「教祖宗(きょうそむね)(ただ)(しん)」がお祀りされています。
  午前11時、献茶式に臨まれた公一朗様は大教殿に入られ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、教主公邸に尾道支部(山尾徳雄支部長)担当の薄茶席、大教殿西側室に西大寺支部(大森 實支部長)担当の薄茶席がそれぞれ設けられ、参列者に一碗が呈されました。


薄茶席(尾道支部担当) 薄茶席(西大寺支部担当)