尾張大国霊神社献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成28年4月24日(日)、尾張大国霊神社(愛知県稲沢市)において、千 宗室家元のご名代伊住公一朗様の奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、尾張地方の(くに)霊神(たまのかみ)である尾張(おわり)大国(おおくに)霊神(たまのかみ)をご祭神とし、奈良時代に国府の近くに位置し、国司自らが祭祀を執り行った尾張国の総社で、地元では「国府宮(こうのみや)」の名称で知られています。毎年旧正月に行われる儺追(なおい)神事は「国府宮のはだか祭」として有名です。
  午前10時、公一朗様は祈祷殿に入られ、点前座に着座。多くの参列者が見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、広間に神谷宗チョウ氏(愛知第二支部)担当の本席が、寒松亭に表千家の協賛席が、三笑亭に松尾流の協賛席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(神谷宗チョウ氏担当)


協賛席(表千家担当) 協賛席(松尾流担当)