住吉大社献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成28年9月27日(火)、住吉大社(大阪市住吉区)において、千 宗室家元のご名代、
伊住公一朗様奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、ご祭神として海の神である(そこ)筒男(つつのお)(のみこと)中筒男(なかつつのお)(のみこと)(うわ)筒男(つつのお)(のみこと)の住吉三神と(じん)(ぐう)皇后(こうごう)((おき)長足(ながたらし)(ひめの)(みこと))が祀られています。檜皮葺の本殿は「住吉造(すみよしづくり)」といわれ、伊勢神宮の「(ゆい)(いつ)神明造(しんめいづくり)」、出雲大社の「大社造(たいしゃづくり)」と並ぶ最古の神社建築様式の一つです。同社は全国約2300余の住吉社の総本社であり、また摂津国一の宮として、国家鎮護、航海守護や、産業、和歌などの神として古来より多くの人々の信仰を集めてきました。
  午前10時、公一朗様は禮次朗様とともに国宝の本殿に進まれ、点前座に着座。多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、神館に大阪北支部(名誉支部長丹羽健二老分、支部長大林剛郎老分)担当の本席、吉祥殿に大阪北青年部担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(大阪北支部担当) 副席(大阪北青年部担当)