池上本門寺献茶式

―伊住公一朗様奉仕―

平成28年11月17日(木)、池上本門寺(東京都大田区)において、千 宗室家元ご名代の伊住公一朗様奉仕による献茶式が執り行われました。  　同寺は、弘安5年(1282)10月、日蓮聖人が武蔵国池上の郷主・池上宗仲の館で入滅された後、宗仲公が法華経の字数に合わせて約7万坪の寺域を寄進したことから「池上本門寺」と呼びならわされてきました。以来、同寺は「日蓮聖人ご入滅の霊場」として700年余り法灯を護り伝えています。  　午前10時、公一朗様は弟の禮次朗様とともに大堂に進まれ、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、日蓮聖人ご尊像に捧げられました。

献茶式に際して、「大堂下大広間」に森田宗正氏(東京第八西支部副支部長)担当の濃茶席、「松涛次の間」に藤澤宗苑氏(同支部副幹事長)担当の薄茶席、「松涛の間」に池上本門寺あゆみ会担当の薄茶席、「長栄の間」に村上宗祺氏(大田区同門の会)担当の立礼席が設けられ、本庄八郎氏(老分、今日庵理事・淡交会理事)、大林剛郎氏(老分、今日庵理事・淡交会理事)、小坂敬氏(老分、今日庵理事)などの参列者に一碗が呈されました。

濃茶席(森田宗正氏担当)	薄茶席(藤澤宗苑氏担当)

薄茶席(池上本門寺あゆみ会担当)	立礼席(村上宗祺氏担当)