住吉大社献茶式
―千 敬史様奉仕―




  平成29年9月22日(金)、住吉大社(大阪市住吉区)において、千 宗室家元のご名代、
千 敬史様奉仕による献茶式が執り行われました。
  同社は、伊弉諾(いざなぎ)(のみこと)が「黄泉(よみ)(くに)」で受けた穢れを祓うために海に入って(みそぎ)(ばら)いをした際生まれた、(そこ)筒男(つつおの)(みこと)中筒男(なかつつおの)(みこと)(おもて)筒男(つつおの)(みこと)の住吉三神をご祭神としています。後に住吉の地に三神を祀った(おき)長足(ながたらし)(ひめの)(みこと)((じん)(ぐう)皇后(こうごう))がご祭神に加えられました。以来、「お祓いの神」、「航海安全の神」として、また、当地が白砂青松の風光明媚な地であることから「和歌の神」としても人々に親しまれ、「摂津国一の宮」という社格が与えられました。全国約2300社余りの住吉神社の総本社です。
  午前10時、敬史様は、伊住禮次朗様とともに国宝の本殿に進まれ、点前座に着座。多くの参列者の見守る中、濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際して、神館に大阪南支部(廣田元孝支部長)担当の本席、吉祥殿に大阪南青年部担当の副席が設けられ、大林剛郎、原田 収の両老分を始めとする参列者に一碗が呈されました。


本席(大阪南支部担当) 副席(大阪南青年部担当)