御香宮神社献茶式
―伊住公一朗様奉仕―




  平成30年4月27日(金)、御香宮(ごこうのみや)神社(京都市伏見区)において、千 宗室家元名代の伊住公一朗様奉仕による献茶式が執り行われました。

  同神社は、神宮皇后を主祭神とし、創建当初は「御諸神社」と称されました。平安時代の貞観4年(862)9月に、境内から香りの良い水が湧き出たため、清和天皇より「御香宮」の名を賜ったと伝えられます。その「御香水」は名水百選にも選ばれ、現在も多くの人が汲みに訪れています。

  午前10時、伊住様は本殿に進み、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げられました。




  献茶式に際し、九社殿に拝服席(今日庵担当)、九香軒に京都南支部(平井義久支部長)担当の副席、貴賓館に御香水保存会担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(今日庵担当)


副席(京都南支部担当) 副席(御香水保存会担当)