春日大社献茶式
―千 敬史様奉仕―




  平成30年5月10日(木)、春日大社(奈良市)において、千 宗室家元名代の千 敬史様奉仕による献茶式が執り行われました。

  本年、創建1250年の節目を迎えた同神社は、平城京鎮護のために御蓋山に(たけ)(みか)(づち)(のみこと)を祀ったことがその始まりです。神護景雲2年(768)には、称徳天皇の勅命により現在の地に社殿を造営、平安時代には藤原氏の氏神として栄え、1988年には世界遺産に登録されました。

  午前10時、敬史様は、千 容子家元夫人と共に直会殿に進み、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げました。




  献茶式に際して、景雲殿に奈良支部(松久保秀胤支部長)担当の拝服席、桂昌殿に高田宗邦氏(同支部参与)担当の副席、感謝共生の館には同支部担当の立礼席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(奈良支部担当)


副席(高田宗邦氏担当) 立礼席(奈良支部担当)