上賀茂神社献茶式
―千 敬史様奉仕―




  平成30年5月17日(木)、上賀茂神社 (京都市北区)において、千 宗室家元名代の千 敬史様奉仕による献茶式が執り行われました。

  同神社は、賀茂氏の氏神「賀茂(かも)(わけ)(いかづち)大神(のおおかみ)」をご祭神とし、天武天皇の時代に現在の地に社殿が造営されました。下鴨神社とあわせて「賀茂社」と総称され、本献茶式は、葵祭として知られる両社の例祭終了後、裏千家・表千家の両家元が隔年で奉仕しています。

  午前10時、敬史様は千 容子家元夫人、伊住禮次朗様と共に本殿に進み、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点、ご祭神に捧げました。




  献茶式に際して、直会殿に拝服席(今日庵担当)、参籠殿に京都西支部(黒田正名名誉支部長・中澤忠嗣支部長)担当の本席、客殿に京都南支部(平井義久支部長)担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


拝服席(今日庵担当)


本席(京都西支部担当) 副席(京都南支部担当)