成田山開基1080年祭献茶式
―千 宗室家元奉仕―




  平成30年5月22日(火)、成田山 新勝寺(千葉県成田市)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われました。

  本年、開基1080年を迎えた同寺は、平安時代の天慶3年(940)、平将門の乱平定祈願のために、弘法大師が開眼した不動明王を都から成田の地へ奉安したことから始まりました。以来「成田山のお不動さま」として親しまれてきました。

  正午、家元は伊住公一朗様と共に大本堂に進み、点前座に着座。濃茶・薄茶二碗を謹点し、ご本尊に捧げました。




  献茶式に際して、月輪の間に中村浩士氏(千葉県支部支部長)担当の濃茶席、冬の間に石橋宗絹氏(同支部副幹事長)担当の薄茶席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


濃茶席(中村浩士氏担当) 薄茶席(石橋宗絹氏担当)