生田神社献茶式
―千 敬史様奉仕―


  平成31年4月24日(水)、神戸市の生田神社において、千 宗室家元のご名代 千 敬史様の奉仕による献茶式が執り行われました。




  同社は、神功皇后元年(201)に創建されたと伝えられる古社で、ご祭神である稚日女尊(わかひるめのみこと)は、天照大御神の幼名あるいは妹神とも伝えられ、縁結びや健康長寿、安産祈願などの神様として崇敬を集めています。かつて、現在の神戸市中央区一帯が社領にあたり、神社に付属する集落・神戸(かんべ)があり、「神戸」という地名の語源になりました。




  午前10時、敬史様は拝殿に進み、点前座に着座。伊住宗陽様をはじめ、多くの参列者が見守る中、濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げました。
  献茶式に際して、境内の神泉亭に守谷宗洋氏(阪神支部参与・名誉師範)担当の本席、生田神社会館2階「布引の間」に神戸第二支部(角南忠昭支部長)担当の副席、同3階「菊梅の間」に裏千家生田会幹事一同担当の拝服席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(守谷宗洋氏担当) 副席(神戸第二支部担当)


拝服席(裏千家生田会幹事一同担当)