貴船神社献茶式
―伊住禮次朗様奉仕―


  令和元年7月8日(月)、京都市左京区の貴船神社において、千 宗室家元名代の伊住禮次朗様の奉仕により、「貴船の水まつり」に伴う献茶式が行われました。




  同社は賀茂川の水源にあたり、全国に約450社ある貴船神社の総本宮です。「貴船の水まつり」は古来の雨乞神事に由来し、水の恩恵に感謝を捧げるもので毎年七夕の日に行われ、献茶式に続いて舞楽奉納や式包丁の儀が営まれます。




  このたび初めて献茶式のご奉仕に臨まれた禮次朗様は、午前10時、千 容子家元夫人とともに本殿に入り、点前座に着座。本宮境内より湧き出る御神水を用いて濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げました。
  献茶式に際して、貴船川ほとりの「ひろや」に京都南支部(平井義久支部長)担当の本席、「ふじや」に京都東支部(内田昌一名誉支部長・佐竹力總支部長)担当の副席が設けられ、参列者に一碗が呈されました。


本席(京都南支部担当) 副席(京都東支部担当)