石清水八幡宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  令和2年10月6日(火)、石清水八幡宮(京都府八幡市)において、千 宗室家元ご奉仕による献茶式が参列者なしで執り行われました。




  「八幡宮」とは、応神天皇・比淘蜷_(ひめおおかみ)・神功皇后(じんぐうこうごう)の三神をお祀りする神社を指し、全国におよそ2万社あるとされています。石清水八幡宮は平安時代前期、八幡宮総本社である宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請され、都の裏鬼門に位置する男山の山頂に創建されました。
  毎年9月15日に行われる石清水祭は日本三大勅祭の一つに数えられています。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、神職らによる神事のみが執り行われました。




  午前10時、家元は本殿に入り、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。