湯島天満宮献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  令和3年4月21日(水)、湯島天満宮(東京都文京区)において、千 宗室家元奉仕による献茶式が、淡交会関東第一地区役員・支部役員などの参列のもとで執り行われました。
  同宮は、雄略天皇2年(458)、勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建。南北朝時代の正平10年(1355)、住民の請願により菅原道真公が合祀され、「湯島天神」の名称で知られるようになりました。その後、江戸時代には徳川家から厚く崇敬され、江戸を代表する天満宮となり、現在では学業成就を願う多くの参拝者が訪れています。




  午前10時、家元は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。