御香宮神社献茶式
―伊住宗陽様奉仕―


  令和3年4月27日(火)、御香宮(ごこうのみや)神社(京都市伏見区)において、千 宗室家元のご名代、伊住宗陽様奉仕による献茶式が執り行われました。




  同神社は、神宮皇后を主祭神とし、創建当初は「御諸(みもろ)神社」と称されました。平安時代の貞観4年(862)9月に、境内から香りの良い水が湧き出たため、清和天皇より「御香宮」の名を賜ったと伝えられます。その「御香水」は、昭和60年に環境庁(現、環境省)が選定した名水百選にも選ばれています。




  午前10時、伊住様は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶二碗を謹点し、ご祭神に捧げられました。