湊川神社献茶式
―千 宗史若宗匠奉仕―


  令和3年5月17日(月)、神戸市中央区の湊川神社において、千 宗史若宗匠奉仕による献茶式が、神戸第一支部支部長の辰馬章夫氏、神戸第二支部支部長の角南忠昭氏(淡交会参事)はじめ、両支部役員の代表のみ参列のもと執り行われました。


  同社は、後醍醐天皇の建武政権樹立の一翼を担いながらも、湊川の合戦(建武3年 1336)で足利尊氏に敗れた楠木正成を主祭神とし、正成に殉じた一族も併せてお祀りしています。江戸時代、もともと正成の墓所があったとされる当地に、水戸の徳川光圀によって墓碑が建立され、その後、明治天皇の命により明治5年(1872)5月、神社が創建されました。




  午前10時30分、若宗匠は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。