住吉大社献茶式
―千 宗室家元奉仕―


  令和3年9月14日(火)、大阪市住吉区の住吉大社において、千 宗室家元奉仕による献茶式が参列者なしで執り行われました。




  「摂津国一之宮」の社格を持つ同社は、神功皇后摂政11年(211)、神功皇后により住吉大神が鎮座されたことに由来し、全国2,300余りある住吉社の総本社です。航海安全や禊祓、農耕などの神様として朝廷や貴族、庶民に親しまれてきました。「住吉造」と称される四棟の本殿は、神社建築史上最古の様式の一つで、国宝に指定されています。




  午前10時、家元は本殿に進まれ、点前座に着座。神職らが見守る中、濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。