生田神社献茶式
―千 宗室家元奉仕―


 令和4年3月17日(木)、兵庫県神戸市の生田神社において、千 宗室家元奉仕による献茶式が執り行われ、主管の神戸第二支部の角南忠昭支部長(淡交会参事・近畿第三地区副地区長)はじめ、東播支部支部長の伊藤勝之氏(今日庵老分・同副地区長)、神戸第一支部支部長の辰馬章夫氏(同副地区長)ら地区内支部から代表者が参列しました。




 同社は、神功皇后元年(201)に創建されたと伝えられる古社で、ご祭神である稚日女尊(わかひるめのみこと)は、天照大御神の幼名あるいは妹神とも伝えられ、縁結びや健康長寿、安産祈願などの神様として崇敬を集めています。かつて、現在の神戸市中央区一帯が社領であり、神社に付属する集落・神戸(かんべ)があり、「神戸」という地名の語源になりました。




 午前10時、家元は拝殿に入られ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。