大宮八幡宮献茶式
― 千 玄室大宗匠奉仕 ―


 令和4年5月21日(土)、東京都杉並区の大宮八幡宮において、千 玄室大宗匠奉仕による献茶式が執り行われました。




 同宮は、康平6年(1063)、源 頼義が京都・石清水八幡宮の御分霊を勧請し、創建されました。ご祭神は応神天皇と、その両親にあたる仲哀天皇と神功皇后です。神功皇后が御子を身籠ったまま出陣し、帰還後、無事に出産されたという故事にちなみ、安産・子育ての八幡さまとして親しまれ、多くの参拝客が訪れています。




 午前10時、大宗匠は本殿に進まれ、点前座に着座。濃茶と薄茶を謹点し、ご祭神に捧げられました。

 献茶式に際して、清涼殿羽衣の間に東京第六西支部(越智隆雄支部長)の三枝宗玉氏(参与)担当の各服による濃茶席、神泉亭に齋藤宗裕氏(副幹事長)担当の薄茶席、境内に東京第六西青年部・学校茶道連絡協議会が担当する立礼席が設けられました。また、大宮幼稚園では園児たちによる一碗のおもてなしがありました。


濃茶席(三枝宗玉氏) 薄茶席(齋藤宗裕氏)

立礼席(青年部・学校茶道連絡協議会担当) 園児茶席(大宮幼稚園担当)