シンポジウム『文化を活かした国際交流・集客』

千 玄室大宗匠が講演
「日本文化と国際交流」をテーマに


  3月12日、大阪市クレオ大阪中央ホールで開催されたシンポジウム『文化を活かした国際交流・集客』(主催:国土交通省、関西広域連絡協議会、日本経済新聞社)において、千 玄室大宗匠が基調講演をされました。

講演される大宗匠


  このシンポジウムは、国際化の時代に世界の中の「関西」として、独特の魅力を持った国際交流の拠点としてどのように取り組めばいいのか。関西が守り育てた「日本文化」をベースに、交流を増進し集客を増やしていくためにはどうすべきかについて考えようとの趣旨で、大宗匠による基調講演と4名のパネリストによるディスカッションが行われました。



  講演は、「日本文化と国際交流」と題して、約40分行われ、一般来場者約300人が聴講しました。
  大宗匠は、「語学だけが国際交流ではない。日本文化や日本の家庭や生活を紹介したり、一碗のお茶を差し上げ、おもてなしをすることにより、心と心の交わりが生まれます。その一つ一つが大きな渦巻きを作り、この渦巻きがたくさんできることこそ真の国際交流です」と話され、来場者の共感を呼びました。

パネルディスカッション 会場のクレオ大阪中央