千 玄室大宗匠、熊谷市制70周年記念市民文化講演会にて講演
「私の心は輪から」と題して



  桜がちらほらと咲き始めた3月29日、千 玄室大宗匠は、埼玉県熊谷市の熊谷会館において開催された熊谷市制70周年記念市民文化講演会にて講演をされました。

  今年市制70周年を迎える熊谷市は、来年2004年の「まごころ国体」のメイン会場となり、人口約16万人を擁する県下では11番目の中核都市。同講演会は熊谷市制70周年を記念し熊谷ロータリークラブの主催で行われました。

  大宗匠は、講演に先立って淡交会埼玉県西武支部(丸木清浩支部長)による呈茶席に参席。石川雅昭・熊谷市助役、芝ア光利・同収入役、並びに八木橋宏純・熊谷ロータリークラブ会長らと共に一碗を喫されました。



富岡 清・熊谷市長の挨拶 八木橋宏純・熊谷ロータリークラブ
会長のご挨拶


  会場となった熊谷会館の1500人収容のホールは、熊谷市民らで埋め尽くされました。
大宗匠は、「私の心は輪から」の演題で、約1時間半の講演。温かく人を迎える心の持ち方について、一碗に託された和の心をわかりやすく説かれ、互いに謙虚に手をつなぎ合えば小さな輪が大きな輪になり、地球規模の平和につながると語られ、聴衆の共感を呼びました。

広いホールは熊谷市民らで満席となりました