千 玄室大宗匠、鎌倉青年会議所にて記念講演
〜40周年記念事業 メモリアルデーにて〜




  春めいた日が射す3月6日、千 玄室大宗匠は(社)鎌倉青年会議所40周年メモリアルデーにて記念講演をされました。
  今年創立40周年という節目を迎える同会議所は、『ひとづくり』そして『まちづくり』をターゲットに様々な事業を展開。なかでも"茶会事業"は、市民の皆さんに茶道に接する機会を持っていただき、会員には個人の研修の場として、また将来のまちづくりを担う人材育成に寄与するものとして同会議所を代表するメイン事業となっています。毎年恒例となっている鎌倉大仏(高徳院)における献茶式は鎌倉青年会議所の主催。




  午後1時過ぎ、会場の建長寺に到着された大宗匠は、市川慎一・鎌倉青年会議所理事長、実行委員長の案内で呈茶席へ。
  得月楼にて歴代JC会長及び石渡徳一・鎌倉市長と共に、湯澤大地前理事長の点前、市川理事長の半東でお茶をいただかれ、お菓子にはJCバッチの形と、JCが掲げる(奉仕・友情・修練)を象った4種類が供されました。




  午後2時より龍王殿にて講演をされ、鎌倉JC会員、淡交会会員だけでなく学校茶道の学生も聴講。大宗匠は自らの戦争や寺での修行体験など、ユーモアをまじえて、約1時間話されました。
  午後3時より応供堂での懇親会に臨まれ、歴代理事長や若い会員らと懇談をされ一日のプログラムを終えられました。