千 宗室家元、群馬県で茶道文化講演会


  3月6日、群馬県前橋市にあるマーキュリーホテルに千 宗室家元をお迎えし、茶道文化講演会が開催(主催・淡交会群馬県支部=橋爪和夫支部長)され、群馬県支部顧問の中曽根弘文参議院議員、山本一太参議院議員、松浦幸雄高崎市長はじめ多くの来賓、支部会員約800人が参加しました。


家元によるご講演


  家元は、講演で、『和敬清寂』やわび・さびの意味を分かりやすく説かれ、「点前作法をきちんと学んだ上で、土地柄や季節の色合いを出していくことが皆さんのわびの姿となります。自由闊達にお茶を楽しみ、自信を持って和敬清寂の道を楽しく学んでください」と語りかけられました。




  引き続いて、家元は、中曽根氏と対談。

中曽根参議院議員と対談される家元


  初めに、教育基本法改正への取り組みについて、それぞれの立場での見解を披瀝。
家元は、「日本人としての誇りを持ち、国際的な面で馴染むことのできる子どもたちの育成をするべき」、「子どもたちに茶道を楽しく教えられる先生の育成に努めたい」と話され、時折ユーモアを交えながら中曽根氏と語り合われました。


講演会会場に設けられた呈茶席は、家元好みの和親棚で





  この後、会場を群馬ロイヤルホテルに移して懇親会が行われ、家元を囲んで和やかな雰囲気に包まれました。

 懇親会