福岡にて茶道文化講演会
〜今に生きる和敬清寂の心〜




  33回を数える九州茶道文化講演会が、5月23日、千 宗室家元を迎えて福岡市の福岡電気ホールにて開催されました。
  この講演会は、九州地区の会員らにとって筥崎宮献茶式とともに、薫風の時季の恒例行事となっています。
  午後6時に開演。登壇された家元は、『和敬清寂』の基本について、今日的意味合いを分かりやすく語りかけられ、学校茶道を学ぶ生徒・学生らを含む1,000人の聴衆は静かに耳を傾けていました。
  講演後は、今日庵業躰部による基準点前の解説やビデオの放映が行われました。
  家元は会場ロビーに設けられた薄茶席に入られたほか、講演後には地区内役員らとの懇談会に臨まれました。