千 宗室家元、関西学園にて講演
茶室除幕式と記念講演




  千 宗室家元は5月12日、岡山市箕島の関西学園岡山中学・高校を訪問。この度完成した茶室「清松庵」の扁額除幕式に出席され、その後、同学園体育館にて記念講演をされました。

  茶室は市内の資産家が所有していたもので、老朽化のため解体されることを知った関西学園が譲り受け50年前の当時のままに移築して、この日の扁額除幕式となりました。『松のように強い芯を持ち、清らかに自分を磨く精神を持って欲しい』との願いを込めて家元は「清松庵」と命名。
式には藤原章一理事長、桑原五郎校長ら学校関係者ら約70人が出席して行われました。


除幕式にて挨拶される家元 茶室「清松庵」


家元を茶室に招き、生徒たちが点前を披露





  学園体育館に於いて千 宗室家元が『日本人の心』と題して講演。中学・高校生徒ら1100人が聴講しました。
  家元は、「松は芯の強い、ぶれない植物。松のような変わらぬ姿を学生の皆さんに望みます」と語られ、生徒たちは熱心に耳を傾けました。





生徒達から多くの質問がありました