大宗匠 中学生に講演
聖学院中学校で




  10月3日、千 玄室大宗匠は、東京都北区中里にある聖学院中学校において、創立100周年の記念行事の一環である講演会に臨まれました。

  同校は、前身が神学校であり当初本郷に設立半年後、現在地に移転。1906年米国ディサイプルス派の外国伝道協会宣教師ガイ博士により中学校が創立されました。大学は埼玉県上尾市にありますが、幼稚園から高等学校までは同所にあり、中・高一貫教育で男子部・女子部に分かれています。




  大宗匠は、「キリストの教え−心のあり方−」と題して1時間余りご講演。在校中学生約640人、父兄、教職員が聴講しました。
  講演に先立って、創立100周年記念礼拝が厳かに行われ、会場内は静まり清新の気に満ちていました。その後、大宗匠が登壇。大宗匠は、同志社中学在校時代のエピソードに始まり、お茶の世界とキリスト教との共通点などをわかりやすく説明。さらに、日本人が本来持っている和の心を「「親の子、子の親」というキーワードで語りかけられました。「常に前向きの姿勢でいれば勇気が出るものです」と激励の言葉で締めくくられ、私語も無く熱心に聴講していた生徒たちから大きな拍手が贈られました。