京都四支部青年部「茶道セミナー」第400回記念講演




  8月29日、千 玄室大宗匠を講師に迎え、京都四支部青年部連合会(高野 一 会長)茶道セミナー第400回記念講演が京都市上京区にある同志社大学寒梅館ハーディーホールにおいて行われました。
  この茶道セミナーは昭和45年9月に千 玄室大宗匠(当時 家元)を迎えて第1回が開催されたのがはじまりで、以来40年に亘り「道」と「学」に重点を置いた茶道に関する各分野の講演が、専門の講師を迎えて開催されています。

  講演に先立ち会場では、同青年部連合会による呈茶席が設けられ、出席者に一碗が呈されました。




  午前10時半からの講演には、4支部・10青年部の会員をはじめ約850名が参集、熱心に聴講しました。
  講演で大宗匠は、ご自身の戦争体験や茶道の歴史などに触れられ、「皆さんの素晴らしい一碗のお茶が、戦争のない穏やかな世界に繋がっていくことを期待しています」と語りかけられました。