千 宗室家元、「京の“きもの文化祭り”」で講演




  10月12日、千 宗室家元は、京都テルサホールで行われた「(みやこ)の“きもの文化祭り”」(きもの消費生活倫理委員会主催、日本和装ホールディングス株式会社後援)において「一期一会の心得」と題して講演されました。本行事はきものの魅力をはじめ日本の文化と品格を再発見し、次の世代に「和の心」や「きもの文化」を伝えていく機会として開催されたもので、きもの愛好者など約400名が集い、熱心に聴講しました。




  家元は講演で「きものやお茶といった日本文化を他人に勧めるためにはその良さを自分自身が知らなければなりません」と語られ、「お茶の世界ではきものを着たことのない方でも稽古の中で着方や畳み方を覚えることができます。お茶を通して、多くの方にきものを着る喜びを知っていただきたいと思います」と結ばれました。