茶道資料館館長千玄室大宗匠
茶道資料館で開催中の展覧会にて講演




  4月30日(土)、裏千家センター1階ホールにおいて、茶道資料館で開催中の展覧会「裏千家十五代家元 鵬雲斎千玄室の茶」に伴い、茶道資料館館長千玄室大宗匠が「茶道とともに生きて」と題して講演されました。
  最初に、東日本大震災の犠牲になった方々に対する追悼の念を述べられ、講演会は始まりました。大宗匠は、戦争中や戦後まもない体験を通して平和と文化の大切さを、熱意をこめて語られました。また、昭和26年の初渡米の折に周囲の方々のご尽力のおかげで暖かく迎えられたことに感謝し、その後、家元を継承されてからの様々な出来事などを話されました。また、茶人は常に前もっての準備を心がけているので、何が起きても対応できることなど、お茶の精神を話されました。
  参加者の220名の皆様が熱心に講演に耳を傾けていました。

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