大宗匠、(公社)日本青年会議所北陸信越地区石川ブロック協議会主催
「憲法講演会」にて講演




  5月19日(日)、金沢市文化ホールにおいて、公益社団法人日本青年会議所北陸信越地区石川ブロック協議会主催の「憲法講演会」が開催され、千 玄室大宗匠が「和の心」と題して講演されました。
  毎年、日本青年会議所(日本JC)では、憲法記念日である5月3日から憲法改正国民投票法が施行された5月18日までの間に憲法に関する取り組みを実施しており、その一環としてこの度の講演会が開催されました。
  講演の中で大宗匠は、「戦後間もない頃のJCは戦争帰りのメンバーが多く、真の平和の創造について語り合い、活動しておりました。平和には調和が不可欠であり、茶の湯の一碗を勧めあう心があれば、争いはおきないはずです」と話されました。また、「戦後68年が経ち、多くの国が憲法を改定する中、経済復興に精を出してきた日本は、憲法について深く考えてこなかったのではないでしょうか。この機会に、改めて憲法に目を向けてください」と語りかけられました。




  講演後、大宗匠は日本JC制作の「日本国憲法草案」VTRを視聴。その後、酒元美江石川ブロック協議会会長より「憲法改正の必要性について」など5つの質問があり、大宗匠は丁寧に答えられるとともに、持論を展開されました。




  また、講演に先立ち、金沢JC茶道同好会と奈良宗久氏社中が共同で、大宗匠、酒元会長並びにJCの正副役員や淡交会石川支部役員に一碗を呈しました。