千 玄室大宗匠 近畿第三地区茶道文化講演会




  平成26年6月29日(日)、兵庫県淡路市の夢舞台国際会議場において、近畿第三地区主催による千 玄室大宗匠講演会が開催されました。
  開会に先立ち呈茶席が設けられ、淡路支部が参加者をもてなしました。




  開会式では、淡路の伝統文化「だんじり唄」披露の後、辰馬章夫副地区長が主催者挨拶を、続いて門 康彦淡路市長が祝辞を述べられました。


辰馬副地区長 門市長


  続いての講演で大宗匠は「お茶の基本である“おもてなしの心”は、本当に心からこのお客様に対して一碗のお茶をさしあげることができるだろうか、ということからまず出発すべきです。点前を間違えても、道具が上等でなくても、自分が一所懸命、心から相手のために点ててあげたいという心があれば、その一碗のお茶は何よりも尊いお茶になり、また、皆が心からそのお茶碗を押しいただいて味わうことができるのです。この機会に、もう一度お茶の基本となる心を省みてください」と話されました。




  午後5時30分からは、ウェスティンホテル淡路において懇親会が行われました。大宗匠の挨拶に続き、山口 壮衆議院議員の来賓挨拶、伊藤勝之副地区長(淡交会参事)による乾杯の発声で開宴。参加者は大宗匠を囲み和やかに時を過ごしました。


山口衆議院議員 乾杯