大宗匠、静岡ロータリークラブ創立80周年で講演


  平成27年6月15日(月)、静岡市にあるグランディエール ブケトーカイにおいて静岡ロータリークラブ創立80周年記念例会が開催され、千 玄室大宗匠が「和の心 ロータリーと共に」と題して記念講演をされました。
  静岡ロータリークラブは「80年の節目に、より広く地域の方にも活動を知ってもらいたい」という願いから、ロータリー日本財団理事長を務める大宗匠へ講演を依頼し、今回の記念講演が実現しました。

  浅原諒蔵会長の挨拶の後に登壇した大宗匠は、半世紀以上にわたる自身のロータリー活動から得た持論を展開。「アメリカで創られたロータリーという奉仕団体の理念を日本へ持ち込み、日本初のクラブを創立された米山梅吉氏は、日本人と欧米人の“奉仕”に対する考え方の違いから大変苦労されたと聞いております。地域社会や世界平和への貢献を目指すロータリーの奉仕の精神は、“布施”の心で、少しでも善人に近づくために心を磨くことが肝要です。茶道を通じて、日本人の心を静岡から世界へ広めていただきたい」と締めくくられました。
  記念講演には、静岡市民、淡交会静岡支部へも案内があり、ロータリーメンバーを含む約300名が参加し、大宗匠の話に熱心に聴き入りました。