長崎青松会10周年行事
−千 宗室家元が講話−




  平成28年3月22日(火)、一般社団法人 長崎青年会議所茶道同好会「長崎青松会」(中村吉治会長)の10周年行事が行われ、千 宗室家元が出席されました。
  記念茶会は、長崎を代表する観光地グラバー園の中にある旧リンガー住宅(重要文化財)にて行われました。長崎港を望む絶好のロケーションの中、地元に因んだ道具組で参加者に一碗が呈され、各地より駆けつけた青年会議所(JC)茶道同好会の会員や地元の淡交会長崎支部から澤山精一郎支部長をはじめ役員など約200名の参加がありました。






  その後、旧スチイル記念学校(重要文化財)に会場を移し、家元による記念講話が行われました。家元は「JCでいう“街づくり”とは、皆さんが暮らし活動している街の良さを知り、畏れ敬う気持ちを持ち、それを活かして街を元気にすること。長崎は山紫水明の土地です。その恵みに感謝する気持ちを、茶道を通じて学んでください」とメンバーを激励し、講話を結ばれました。




  その後、史跡料亭花月に会場を移し懇親会が開かれました。お祝いに駆けつけた各地JC茶道同好会メンバーと共に懇親を深められました。



長崎検番による祝舞