千 玄室大宗匠 伊達支部講演会にて講演




  平成28年9月17日(土)、北海道伊達市に於いて千 玄室大宗匠が「みんな一緒 平和の為に」と題して講演をされました。(主催:淡交会北海道地区・吉野次郎地区長、淡交会伊達支部・奥村孝善支部長)
  来賓として、伊達市長の菊谷秀吉氏(伊達支部副支部長)、伊達市教育委員会教育長の影山吉則氏、亘理(わたり)伊達家第20代当主の伊達元成氏が出席。北海道地区内会員のみならず、伊達市民を含め約800名が集いました。

  午後2時40分より、だて歴史の杜カルチャーセンターにて開催。開会にあたり吉野地区長のご挨拶、菊谷市長より来賓を代表しての祝辞と奥村支部長より歓迎の挨拶が述べられました。


吉野地区長 挨拶 菊谷市長 祝辞


奥村支部長 挨拶


  続いて大宗匠の講演に移り、冒頭で裏千家と亘理伊達家との繋がりについて触れ、その後、自身の戦争体験、利休居士の時代の茶道や日本の情の文化について語りながら、「季節の変わり目には間があります。人間関係にも間を取ることが大切であり、間を取らなければぶつかってしまいます。お互いに半歩引くことでぶつかり合いが避けられます。自分を見極め良いことをしていくことが人生の歩みであると思います」と結ばれました。
  講演後は奥村支部長より謝辞が述べられ、大宗匠へ花束の贈呈がありました。終わりに大久保和幸 伊達支部副支部長より閉会のことばが述べられました。




大久保副支部長 挨拶


  その後、ホテルローヤルに場所を移し懇親会が開催されました。奥村支部長、大宗匠の挨拶の後、中山智康 北海道議会議員(伊達支部顧問)、田村 弘氏(空知支部支部長)から来賓挨拶があり、長沼 修 札幌支部連合会会長(札幌第四支部支部長)から乾杯の発声があり開会。参加者は大宗匠を囲んで懇親を深めました。その後、大久保副支部長より閉会の挨拶があり、会が締めくくられました。




  講演会に先立ち伊達支部による呈茶席が設けられ、道内より集った会員と伊達市民に一碗が呈されました。




  翌18日(日)、昭和38年に伊達支部の発会式が行われた大雄寺(だいおうじ)において、伊達支部による茶席が設けられました。