加古川青松会発会記念行事
―千 宗室家元が講話―


  平成30年2月16日(金)、兵庫県にある加古川プラザホテルにおいて、一般社団法人加古川青年会議所(木下武彦理事長)茶道同好会 加古川青松会(前川桂恵三会長)の発会行事が、加古川青年会議所(JC)の OBである岡田康裕 加古川市長(淡交会東播支部顧問)、渡海紀三朗 衆議院議員(同顧問)、伊藤勝之 今日庵老分(同支部長)をはじめとする多くの来賓、JCの全国茶道同好会連絡協議会メンバーら150名を招いて開催されました。
  加古川JCは、千 玄室大宗匠が日本JC 8代会頭を務めた1959年に国内151番目のJCとして認証され、本年創立60周年の節目を迎えます。

  行事当日、加古川青松会発会の記念茶会では、千 宗室家元より記念に贈られた「洗心日々新」の色紙が掛けられ、茶碗や釜などの地元作家による道具も織り交ぜ、淡交会東播青年部の協力のもと、加古川産の抹茶、菓子を用いて心尽くしの一碗が呈されました。




  茶会に参席後、演台に立たれた家元は「上手に点前をしようと考える必要はありません。まずは、茶の湯に触れることは楽しいという気持ちになれば良いのです。茶の湯を通して和み合える即ち譲り合う気持ちを養ってください」と、エールを送られました。




  祝賀懇親会では、岡田市長をはじめとする来賓、淡交会東播支部役員、同青年部、全国各地より駆けつけたJC茶道同好会メンバーと共に懇親を深めました。