大宗匠、国際ロータリー2680地区にて文化講演


  平成30年3月3日(土)、兵庫県尼崎市にある都ホテルニューアルカイックにおいて国際ロータリー2680地区尼崎グループ インターシティ―ミーティング(IM)が開催され、千 玄室大宗匠が文化講演会にて「お茶の心 ロータリーと共に」と題して講演をされました。
  IMとは、地域内のロータリー(RC)会員相互の親睦と知識を広め、RC情報を会員に向け提供することを目的に、各地区のガバナーの発令により開催されますが、今回は、2680地区瀧川好庸ガバナーよりRCの活動を地域の方々にも理解してもらう″ことを目的に、公開文化講演会として開催されました。

  矢野宗司ガバナーエレクトの挨拶の後に登壇した大宗匠は、一般参加者に向けRCの誕生から今日の活動について説明され、「毎週一回の例会では、ただ会員相互の親睦を深めているわけではありません。講師の話を聴き、生きる力を培い、良心を養う。それを、それぞれの職場に持ち帰りプラスにすると共に、地域に奉仕をしていく。それがRCです」と活動の意義を伝え、「茶道を学べば“和の心”が身に着き、それは、人が生きる上で必要な優しさ、慈愛、寛容、忍耐というもの教えてくれます。地域社会に活動を理解いただくには、RCが真の奉仕とは何かを考え、隅々まで行き届くよう実践・行動していくことです」と提言し、締めくくられました。


  講演前には、淡交会阪神支部による呈茶席が設けられ、参加した市民、RC会員方が一碗のお茶を楽しみました。