大宗匠、沖縄女子短期大学にて講演


  平成30年4月10日(火)、千 玄室大宗匠が沖縄女子短期大学に招かれ「今一度、平和を考える」と題した講演をされました。




  同短大名誉教授の津留健二沖縄支部顧問より大宗匠の経歴が紹介された後、全学生約550名の前に立たれた大宗匠は自身の戦争体験について語り、戦争の悲惨さについて強く訴えかけられると同時に、復員後に文化の力の偉大さに胸を打たれたエピソードに触れられ「国々にはいろいろな事情がありますが、自分の国に誇りを持って前向きな姿勢でいることが平和のために大切なのです。」と結ばれました。




津留健二 名誉教授 謝辞 鎌田佐多子学長


  講演前には授業で茶道を学ぶ学生による呈茶席が設けられ、心づくしの一碗が呈されました。