第46回九州地区茶道文化講演会




  平成30年5月14日(月)、九州地区茶道文化講演会がホテルニューオータニ博多において開催され、千 宗室家元、伊住公一朗様、伊住禮次朗様が出席されました(主催:淡交会九州地区 後藤豊彦名誉地区長、石原 進地区長 担当:博多・福岡支部連合会)。

  開会式では、主催者を代表して石原地区長が挨拶、大曲昭恵福岡県副知事が来賓を代表して祝辞を述べられました。


石原地区長 挨拶 大曲副知事 祝辞


  家元の講演会では、「何事も次のステップに進むためには基本が大切になります。基本を身につけるというのは忍耐が必要なことで、何度も反復を繰り返さなければなりません。点前も同じことで許状が上がり、次の点前へ進むときには薄茶の平点前に立ち返ることを忘れてはいけません」と語られました。




  講演後には、「茶道裏千家2017年の記録」の上映に続いて、奈良宗久今日庵業躰による点前解説が行われました。


点前解説


  午後7時から、同ホテルで行われた家元を囲む懇親会では、後藤名誉地区長と家元の挨拶があり、田村靖邦筥崎宮宮司による乾杯発声のあと、参加者は家元を囲み和やかに懇親を深めました。


後藤名誉地区長 挨拶 田村宮司 乾杯の発声


  恒例の博多祝い唄が石村善悟博多支部長、金澤晋二郎福岡支部長、原田実樹宜福岡支部副支部長によって披露され、小池勝利博多支部副支部長の博多一本締め、野見山正W福岡支部副支部長による中締めの挨拶で締めくくられました。


博多祝い唄 小池副支部長 一本締め


野見山副支部長 挨拶


  翌日の15日(火)には、筥崎宮献茶式が執り行われました。