大宗匠、愛媛県県民総合文化祭30周年記念並びに
愛媛県生活文化センター和松庵30周年記念講演会




  平成30年6月10日(日)、愛媛県の生活文化センター 和松庵が完成から30周年を迎えたことを記念し、ひめぎんホールにおいて記念講演会(主催:松山支部  塩崎恭久支部長・衆議院議員)が開催され、千 玄室大宗匠が講演をされました。

  和松庵は平成元年に完成した茶室で建設費と茶道具一式を松山支部が愛媛県に寄贈。大宗匠が命名をしました。
  愛媛県知事の中村時広氏(松山支部顧問)代理で副知事の原昌史氏、松山市長の野志克仁氏代理で松山市参与の大町一郎氏、参議院議員の山本順三氏(今治支部顧問)、井原 巧氏(三島支部支部長)はじめ多数の来賓、会員のみならず一般聴講者を合わせ約1,200名が参加しました。

  開会セレモニーでは塩崎支部長が主催者挨拶を、続いて中村知事(代理:原副知事)、野志市長(代理:大町参与)より祝辞が述べられました。


塩崎支部長挨拶 中村知事祝辞(代理 原副知事)


野志市長祝辞(代理 大町参与)


  登壇された大宗匠は、久松松平家と千家のご縁、ご自身が終戦を迎えられた松山航空基地とのつながりなどを語られ、「私は世界を飛び回る中で日本という国は平和な国、情の国であると再認識することが多くあります。そして、平和な国、情の国を一番象徴するのが茶の道なのです。これからも平和な世の中が続くように皆様一人ひとりが茶道を更に広めていただきたく思います」と結ばれました。講演後は吉岡敏正松山支部副支部長より謝辞が述べられました。集った1200名の参加者は真摯に耳を傾け、会場から大きな拍手がおこりました。



吉岡副支部長 お礼のことば


  講演前には、松山支部による呈茶席が設けられ、参加者は一碗のお茶を楽しみました。




また、講演会前夕に松山全日空ホテルにおいて懇親会が催されました。開会にあたり塩崎支部長より主催者挨拶、大宗匠、山本議員の祝辞があり、井原議員による乾杯の発声が行われ、参加者は大宗匠を囲んで和やかに懇親を深めました。その後、松本宗正松山支部幹事長の閉会のことばでお開きとなりました。


塩崎支部長挨拶 山本議員祝辞


井原議員乾杯の発声 松本幹事長挨拶


  懇親会前には和松庵において、松本幹事長による薄茶席が設けられ、大宗匠は心尽くしの一碗を楽しまれました。