千 玄室大宗匠 京都芸術大学にて講義


 令和4年4月14日(木)、京都芸術大学 春秋座(京都市左京区)において、今年度の「京都学」が開講されました。初回講座に千 玄室大宗匠が登壇され、約220名の市民が来場し、全国から約100名がオンライン受講しました。


 「京都学」は、「京都で育まれてきた日本の伝統と文化」をテーマとし、各分野の著名な方々がリレー形式で講師を務める連続講座です。京都芸術大学が京都市および京都新聞との共催により開講しており、今年で4回目を数えます。なお、今年3月より京都市がウクライナのキーウ(キエフ)市等への支援を呼び掛けていることから、「京都学」の開講に際して募金活動が行われています。


 冒頭、大宗匠は、京都市と姉妹都市関係にあるキーウ市との交流を振り返り、「ウクライナの方々の苦境を思い、苦しんでいる方々に手を差し伸べましょう」と呼びかけられました。
 また、講義終了後、同大学の吉川左紀子学長より、間もなく満99歳の誕生日を迎えられる大宗匠へ花束が贈られ、会場は大きな拍手に包まれました。