茶道文化教室「初級講座」が開講
−全国より27名の茶道愛好者が受講−


  さわやかな初夏の季節、第67回を数える「茶道文化教室初級講座」が6月7日(土)・8日(日)の両日、宗家施設・裏千家学園を主な会場として開講されました。
  茶道文化教室には、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」と、淡交会終身正会員以上の会員を対象とした「基礎講座」の2種類がありますが、今回開講されたのは「初級講座」。今回は日本全国より27人が受講しました。

  7日の開講式では主任講師の寺西宗二業躰より激励の挨拶。


開講式


開講式に続いて基準点前解説(含、呈茶)、利休御祖堂参拝・茶室拝観があり、その後、受講生27名は、宗家ならではの雰囲気・伝統を感じさせる教場にて早速に実技の講習に臨みました。


基準点前解説 ・呈茶 兜門前での記念撮影


兜門をくぐり利休御祖堂へ


  実技指導の時には緊張した表情の方も見られましたが、指導に当った業躰からは各人の技量に合わせた指導がなされ、宗家ならではの講習にそれぞれ充実した時を過ごしました。


実技指導(炭手前) 受講生個々への細やかな指導


  翌8日には大徳寺にて利休居士墓参と通常は一般非公開の塔頭寺院の真珠庵、聚光院並びに三門金毛閣の拝観が行われました。


金毛閣登閣 聚光院庭園


  今年度後半の文化教室は、10月(初級講座)・11月(基礎講座)を開講予定。既に募集を開始。詳細は淡交タイムス誌上・裏千家ホームページ上で案内されます。