茶道文化教室・基礎講座を開講
−全国から41名が参加−




  古都京都の山々を紅葉が彩る好季節、11月21日(金)〜23日(日)の3日間の日程にて第105回茶道文化教室・基礎講座を裏千家宗家・茶道会館・裏千家学園等を会場として開催、全国から41人(男性1人・女性40人)が受講しました。
  21日、開講式に際して千 玄室大宗匠より、緊張する面持ちの受講生に講習に臨む心構えを説かれました。初日は、基準点前解説(含、呈茶)・利休御祖堂参拝・茶室拝観・実技指導と講義Tと講習が進行。
  2日目には坐禅・資料館見学・講義Uに続いて、炉の点前の実技指導。「炉」の季節でありながら本格的な炉の稽古が出来にくくなってきた昨今、受講生から「炭手前など普段のお稽古では経験の出来ないことばかりで、感動の連続でした」、「お家元ご継承の年に受講でき、茶道資料館では継承記念の展示を見学出来たことも大変嬉しく思います」との声が聞かれました。


基準点前解説と呈茶 露地を通り御祖堂参拝、茶室拝観へ


講義T(茶花について) 講義U(水屋について)


  実技指導 (炭手前)


  講座3日目には大徳寺を訪問。秋の観光シーズンで多くの観光客が訪れる中、聚光院での利休居士墓参、金毛閣、塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。素晴らしい木々の彩りに参加者は秋の京都を満喫している様子でした。


金毛閣前にて記念撮影


兜門前での記念撮影