茶道文化教室・基礎講座を開講
−全国から38名が参加−




  葵祭で京のまちが賑わう好季節、第106回茶道文化教室・基礎講座を5月14日(金)〜16日(日)の3日間の日程にて裏千家宗家・茶道会館・裏千家学園等を会場として開催、全国から38名(男性1名・女性37名)が受講しました。
  14日の開講式では千 玄室大宗匠が「はぢを捨て人にもの問い習うべしこれぞ上手の基なりける」の利休居士道歌を引いて受講生を激励。続いて御祖堂参拝・茶室拝観・基準点前解説(含、呈茶)・割稽古・講義1と進行しました。
  2日目は、千坂秀学講師による坐禅指導、茶道資料館見学・講義2に続いて6班に分かれて実技指導。「道・学・実」のバランスの取れた講習に、受講生より「ぜひ宗家で学んでみたいと思っていましたが、実際に受講してみて大変感激しました。学んだことを社中に持ち帰り、ますますお稽古に励みたいと思います。」との感想が聞かれました。


基準点前解説と呈茶 露地を通り御祖堂へ


講義1(水屋の心得について) 坐禅と講義に続いての十牛図解説


実技指導 茶道資料館見学


  3日目には大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、金毛閣、塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


大徳寺・高桐院にて


兜門前での記念撮影