茶道文化教室・初級講座を開講
―全国より31名の裏千家茶道愛好者が受講―


  爽やかな初夏の季節、第69回茶道文化教室初級講座が6月5日(土)・6日(日)の両日、裏千家宗家・茶道会館・裏千家学園を会場として開講されました。
  茶道文化教室には、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」と、淡交会終身正会員以上の会員を対象とした「基礎講座」の2種類がありますが、今回開講されたのは「初級講座」。日本全国より31人(男性1人・女性30人)が受講しました。


5日の開講式では主任講師の寺西宗二業躰より激励の挨拶。
開講式


  開講式に続いて基準点前解説(含、呈茶)、茶道資料館見学、利休御祖堂参拝・茶室拝観があり、その後、6班に分かれて業躰講師による実技指導が行われました。


基準点前解説と呈茶 茶道資料館見学


実技指導 露地を通り利休御祖堂へ





  翌6日には大徳寺にて聚光院での利休居士墓参、各塔頭寺院の拝観が行われました。


大徳寺山内 金毛閣前にて


  日頃のお稽古では経験できない宗家ならではの講習に、受講生から「一度兜門をくぐってみたいとの長年の念願がかないました。」「この貴重な経験を生かすよう精進したいと思います。」などの声が聞かれました。


兜門前での記念撮影


  今年度後期の文化教室は、10月に初級講座・基礎講座を開講予定。詳細は淡交タイムス誌上・裏千家ホームページ上で案内されます。