茶道文化教室・初級講座を開講
−全国から35名が参加−


  10月4・5日の2日間、第78回「茶道文化教室・初級講座」が裏千家宗家・茶道会館・裏千家学園等を会場として開催されました。
  開講式では主任講師の泉本宗悠今日庵業躰が受講生を激励。続いて呈茶・利休御祖堂参拝・茶室拝観・実技指導(初歩の稽古)があり、参加した35人は緊張した面持ちで講習に臨みました。今回は沖縄の西大学院から茶道教授者1名と学生10名の参加がありました。
  ほとんどの参加者が宗家での講習は初めてでしたが、受講生からは「宗家でのお稽古ということで緊張しましたが、本当に勉強になりました。今度は基礎講座で学びたいと思います」「利休御祖堂の参拝や、お茶室を直接拝見することができて感激しました」との声が聞かれました。


開講式 御祖堂へ


呈茶


実技指導(初歩の稽古)


  講座2日目はあいにくの雨模様のなか大徳寺を訪問。聚光院での利休居士墓参、塔頭寺院の拝観・呈茶を経て、昼食後に解散しました。


利休居士墓参 大徳寺塔頭にて



今回受講の35名



  茶道文化教室は、淡交会終身正会員以上の会員が受講できる「基礎講座」と、裏千家茶道愛好者を対象とした「初級講座」の2種があり、春(4〜6月頃)と秋(9〜11月頃)に各1回ずつ開催し、年4回の開講となります。
  来春開催の文化教室受講生募集案内につきましては『淡交タイムス』及び裏千家ホームページ「募集案内・お知らせ」欄に明年1月頃掲載予定です。